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役所広司 (俳優)

傑作激情映画!
女は“母性”という本能にもがき苦しむ・・・。
キム・ギドクに引きずり込まれ、映画の力を見せつけられた。

河瀨直美 (映画監督)

このラストシーンが投げかける問いに、言葉を失ったまま
ただただ、私にこれほどまでの無償の愛が存在するのだろうか・・・と
あれから自問自答し続けている。

桜庭一樹 (作家)

キム・ギドク氏の作品は、わたしの人生をより複雑にすることで、
繰り返し救済してくれます。
物語の最後に見えるあの微かな光を求めて、
わたしはまた彼の映画を観てしまいます。

佐野史郎 (俳優)

金属と肉体、油と血液、
建築物と山河のコントラストのなか、
文字通り命を賭して生きるこの町の人々に
内臓をわしづかみにされる。

行定勲 (映画監督)

キム・ギドクの積年の苦悩が純化されて生み出された
傑作だと思った。
人間の醜さと美しさに介在するギドク映画の真骨頂、
完全復活に拍手!

渡辺真起子 (女優)

深い闇が美しく語られた。
美しさを見つめているうちに、耳を傾けているうち、
あっというまに深い絶望へとつき落とされた。
闇は、いっそう深くなったように思え心の底からぞっとした。
突然現れた母親ミソンを演じるチョ・ミンスの身体の温もりが記憶に残った。
まるで私の母親の記憶のように。

花村萬月 (作家)

これぞ映画の醍醐味と昂ぶり、
場面場面が胸に深く刻まれた。

岩井志麻子 (作家)

生きていようが死んでいようが、
息子を抱く母はいつも泣いている。
その母が聖母でなくても、
その息子が神の子でなくても。

柳美里 (作家)

冒頭から痛覚が刺激されるシーンの連続なのだが、
物語が進むにつれ、痛点が肉体から心に移り、
「愛」という波風が立つ。
そして、痛みが極まった瞬間、
痛みの中から「尊厳」が立ち現れる。
残酷かつ静謐で、
この上もなく美しいラストシーンの遠景を見たとき、
頭の中に「ピエタ」というタイトルが浮かんだ。
この映画は紛れもなく、
痛みによる贖罪と救済の福音である。

蜷川幸雄 (演出家)

キム・ギドク監督はやはり凄い。
この作品は「春夏秋冬そして春」以来の素晴らしい作品に、思える。
美しいカメラと強烈な演技は、ぼくらを打ちのめす。

(敬称略・順不同)

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