CAST
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モーナ・ルダオ(壮年) 役
リン・チンタイ(林慶台)

宜蘭県南澳郷金岳部落出身のタイヤル族。現地教会の牧師であり部落の長としても人々から尊敬を集めている。部落発展に尽力しているほか、金岳文化伝承を推進し、先祖が残した民話や民族の精神を子孫へ伝承しようとしている。本作が初の映画出演。
タイモ・ワリス 役
マー・ジーシアン(馬志翔)

父親はセデック族タウツァ出身。俳優としてワン・シャオディー監督のテレビドラマ「大醫院小醫師(原題)」(00)で頭角を現し、「孽子 (原題)」(03)、「赴宴(原題)」(03)では金鐘奨最優秀助演俳優賞にノミネート。脚本家、監督としても活躍しており、「十歳笛娜的願望(原題)」(07)で金鐘奨最優秀ミニドラマ部門脚本賞受賞。「生命関懐系列一説好不准哭(原題)」(08)で金鐘奨最優秀ミニドラマ部門最優秀監督賞を受賞。監督・脚本を務めた「看見天堂(原題)」(10)では金鐘奨8部門にノミネート。映画出演作に、シルヴィア・チャン監督作『20.30.40の恋』(04)、『Orzボーイズ!』(08)など。現在、霧社事件の翌年に台湾の嘉義農林高校が甲子園に出場し準優勝した実話を描いた映画『KANO(原題)』を撮影中。
小島源治 役
安藤政信

1975年5月19日生まれ。北野武監督作品『Kids Return キッズ・リターン』(96)でデビューを飾り、日本アカデミー賞、報知映画賞など多数の新人賞に輝いた。その後、本広克行、深作欣ニといった有名監督の作品に出演を重ねる。『バトル・ロワイアル』(00)での殺人鬼から『サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS』(00)での孤独な天才役まで、その演技の幅は広く、端正な容姿を備えた実力派俳優として活躍している。李相日監督作『69 sixty nine』(04)、蜷川実花監督作『さくらん』(07)、三池崇史監督作『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』(07)、中国の巨匠チェン・カイコー監督作『花の生涯~梅蘭芳~』(08)、石井克人監督作『スマグラー おまえの未来を運べ』(11)など、代表作は枚挙にいとまがなく、ジャンルも多岐に渡っている。
鎌田弥彦 役
河原さぶ

広島県出身。1965年東映演技研修所入所。70年からテレビドラマを中心に活躍。代表作はNHK大河ドラマ「義経」(05)をはじめ、「警部補・古畑任三郎」(94)、「医龍2~Team Medical Dragon~」(07)、映画では『白鳥麗子でございます!』(95)、『13階段』(03)、『キャタピラー』(10)など多数。
高山初子(オビン・タダオ) 役
ビビアン・スー(徐若瑄)

母親が苗栗県泰安郷龍山部落出身のタイヤル族。タイヤル族名はBidai Syulan。15歳の時、「少女隊」のメンバーとしてデビューして以降、アジア各地で活躍。日本でもTV番組への出演で人気タレントとなり、アジア人歌手として唯一となる200万枚のCDセールスを記録、紅白歌合戦にも出場した。歌手活動のみならず女優としての活躍も目覚しく、近年は中国、香港、台湾の映画に出演。代表作はジャッキー・チェンと共演した『アクシデンタル・スパイ』(01)、ロビン・リー監督作『靴に恋する人魚』(05)、フォン・シャオガン監督作『狙った恋の落とし方。』(09)、ホウ・チーラン監督作『ジュリエット』(10)など。
モーナ・ルダオ(青年) 役
ダーチン(大慶)

宜蘭県南澳郷澳花部落出身のタイヤル族。幼い頃から父親の厳格な訓練を受けており、狩りや山での生活は朝飯前。狩人のような鋭い目つきに監督が魅了され、多数の候補者から主役に抜擢された。本作への出演で俳優としてのスタートを切り、テレビドラマへの出演など新たな世界で飛躍している。
佐塚愛祐 役
木村祐一

1963年生まれ、京都府出身。吉本興業所属の芸人として人気を集めると同時に、数多くのテレビドラマや映画に出演。俳優としての代表作は『誰も知らない』(04)、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)、『ハナミズキ』(10)、『少年メリケンサック』(08)。監督作として『ニセ札』(09)、『ワラライフ!!』(10)、『オムライス』(11)がある。
江川博通 役
春田純一

1955年生まれ、福岡県出身。千葉真一が主宰するジャパンアクションクラブ (JAC)の1期生として入団し、その後多数の映画、ドラマに出演。主な出演作は「忠臣蔵」(04)、『男たちの大和/YAMATO』(05)、『同じ月を見ている』(05)、『ハチミツとクローバー』(06)、『炎神戦隊ゴーオンジャーBUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』(08)、「次郎長三国志」(08)、「官僚たちの夏」(09)、「天地人」(09)、『旭山動物園物語ペンギンが空をとぶ』 (09)、『SP野望篇』(10)、『SP革命篇』(11)などがある。
花岡一郎(ダッキス・ノービン) 役
シュー・イーファン(徐詣帆)

花蓮県萬榮郷明利村出身のタロコ族。中国文化大学芸術研究所音楽系を卒業後、演劇の世界で活躍。「隔壁親家(原題)」、「双城恋曲(原題)」、「渭水春風(原題)」など、台湾で有名なミュージカルに多数出演。マー・ジーシアンが監督を務める「飄揺的竹林(原題)」(11)にも出演している。
花岡二郎(ダッキス・ナウイ) 役
スー・ダー(蘇達)

ツォウ族、セデック族、漢民族の血を引く。幼い頃から演劇を好み、台北芸術大学に進学。卒業後は舞台劇を中心に活躍。日本を代表する演劇人・鈴木忠志が渡台して演出を務めたミュージカル「椿姫-何日君再来」(11)にも出演。脚本家、監督としても活躍。
川野花子(オビン・ナウイ) 役
ルオ・メイリン(羅美玲)

タイヤル族名はYokyu Utaw。新竹県尖石郷北徳拉曼部落出身。看護士だった彼女は歌うことが大好きで2001年に出場したコンテストで優勝し、歌手デビュー。近年は演技活動に積極的で、ミュージカルやテレビドラマで活躍。本作が映画初出演となる。
マホン・モーナ 役
ランディ・ウェン(温嵐)

新竹県尖石郷馬里光部落出身。タイヤル族名はYungai Hayung。コンテスト出場がきっかけでデビュー。その歌唱力には定評があり、CDの売上も好調。本作で映画初出演。
タダオ・モーナ 役
ティエン・ジュン(田駿)

花蓮県秀林郷出身のセデック族で、ジムのトレーナー。父親はセデック文化の振興に尽力しており、先祖の文化への理解を深めることができると、息子の映画出演を望んでいた。