佐藤泰志プロフィール
佐藤泰志(1949~1990)
作家。 北海道函館市出身、函館西高校在学中に「有島青少年文芸賞」(北海道新聞社主催)を2年に渡って、優秀賞受賞。 2浪の後上京し、国学院大学文学部哲学科在学中に、同人誌「黙示」「立待」さらに「北方文芸」に執筆。卒業後、アルバイト生活を続けながら、同人誌「贋エスキモー」を続ける。文学界新人賞(1974年)候補、新潮新人賞(1977年)候補の後、1979年「草の響き」(文藝7月号)で文芸誌デビュー。そして「もうひとつの朝」で「作家賞」(1980年)受賞。 「きみの鳥はうたえる」(1981年文藝9月号)で第86回芥川賞候補となる。以降合わせて5回芥川賞候補となるが、いずれも落選。1989年、「そこのみにて光輝く」で第2回三島由紀夫賞候補となるが落選。その後「海炭市叙景」を「すばる」に断続的に掲載。36篇を構想するも半分の18篇で終了(1990年「すばる」4月号)となる。 1990年10月10日に亡くなる。亨年41。 2010年に函館の有志たちの発案による「海炭市叙景」(加瀬亮主演・熊切和嘉監督)の映画化が実現し、大きな話題となる。

